Electraglideフェスティバル プレビュー

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日本の音楽イベントの中でも時代を先どりするElectraglideが、3年のブランクを経て再び開催されることになった。12年前に始まったそのイベントは、最高質のエレクトロニックミュージックを提供し、Richie Hawtin、Underworld、 Warp RecordsやSashaなどの大物アーティストが参加してきた。

この3年間は、今回のイベントのために必死になって予算を集めてきたのではないだろうか。そう思えるほど、豪華なアーティストが勢ぞろいのラインナップのため、ヘッドライナーを決めるのは難しい。そして音楽だけではなく、世界最先端のマルチメディアアーティスト2人によるパフォーマンスで、オーディオ・ビジュアルの限界を超えた体験の提供を約束するのがこのイベント。数ヶ月前にTokyo Indieで紹介したAmon Tobinの気絶級のコンセプトライブ ‘Isam’が、Electraglideのホストにより日本でデビューを果たすことになっている。斬新なライブショーで有名なSquarepusherも、Daft Punk風なLEDライトのマスクをつけ、今年のSonarsoundで大熱狂を記録したパフォーマンスを再演する。

さらにFlying Lotusが日本に再上陸。加えて独自のスタイルを持つFour Tet、インディダンスミュージックの伝説Andrew Weatherall、ミステリアスなKode 9 など新旧の才能あふれるUKアーティストが集結し、ダンスフロアを盛り上げる。これらがすべてが起こるのは、11月末、幕張メッセにて。今後も参加アーティストが次々と発表される予定で、まさに今年の目玉と呼ぶにふさわしいとイベントになるだろう。

フェスティバルの最新情報や、チケットの購入はElectraglideの公式HPにて

執筆:Mark Birtles

翻訳:永田 衣緒菜

2012年9月26日