Drums of Death (死のドラム)とは何とも不吉なアーティスト名だが、強烈な「魔術師ゾンビ」キャラクターと熱狂的なライブ・パフォーマンスと組み合わせるとどうだろう、5月5日は渋谷の夕暮れ時が、少しだけより暗く見える程度かもしれない。この2年間、Greco RomanやCivil Musicといったレーベルから出された彼の作品は、スコット・ランドからロンドンを経て、高い評価を受けている。また、エレクトロ・トラッシュの女王Peachesのアルバムのプロデュースも手掛けた。
しかし、彼のレコードもその斬新なライブ・パフォーマンスと比べたら真っ青だ。今回Drums of Deathは、これまでTokyo Indieが行ってきた中でも最もエレクトロの要素が強いパフォーマンスを見せてくれることになっている。激しいテクノと馴染みのあるハウスを掛け合わせ、夜のパーティーにぴったりのムードに。彼はパントマイムの悪役のような奇怪な顔を作りながら、全身黒づくめの衣装で、鞭を打ったり、観客をなじったりするのだが、彼に言わせればこれは「パフォーマー、観客の両者をそれぞれの落ち着く場所から引きずりだし、できるだけクレイジーなショーにするための仕掛け」とのこと。
より暗黒の思考を以て、より深淵まで物事を考えよ。臆病者はご免、これが真のクラブ・ミュージックだ。
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執筆:Mark Birtles
翻訳:Asuka O.
2012年5月1日
