Tokyo Indie

9月21日、Tokyo Indie活動開始三周年記念のイベントの一環として、世界ツアー中のScissor Sistersを迎え、音楽ありエンターテイメントあり大盛り上がり間違いなしのスペシャルイベントを開催する。今回一緒にDJブースに立つのは同バンドのリード・シンガーJake ShearsとScissor Sisters のオフィシャル・ツアーDJのSammy Joだ。先日のJakeへのインタヴューでは、2人がどのようにしてであったのか語ってくれた。

Sammy Joとは12年前に僕がゴーゴーダンサーだったときに出会ったんだ。彼はClick and DragというパーティーのDJだった。Sammyの音楽センスはとびきりで、まさに僕らの感性に響く音を生み出してくれる。凄腕のDJというだけじゃなくて、長い間一緒に付き合っていくのに最高の仲間だね。これはこの道を歩む上ですごく大事なことで、いつだってSammyの力で自分も音楽に乗ることができるんだ。

彼にとって新たな挑戦となるDJの話になると、Jakeは彼自身が「ダンス・ミュージックの大ファン」であると明かし、Scissor Sisterのトレードマークであるglam-popとは対照的な音楽でこのイベントを盛り上げてつもりと語ってくれた。そしてこう打ち明ける。「バンドの音楽と全く違ったことをするのが待ち遠しいよ。ハウスやテクノが好きなんだ。なるべくボーカルの入ってないものを中心に選んでいて、わりとハードに仕上げることが多いよ。(中略) 皆、僕のDJとしてのプレイにすごく驚くね。」確かに、彼がパーティーのお決まりの一曲としてThe Loop of Furyの “I Need”を挙げたときには筆者も不意をつかれた。ダンス・フロアのモンスターの音に酔いしれたいという人には、一晩明かせるパーティーとなること間違いなしだ。

他のメンバーよろしくパーティー・アニマルとして知られているJakeに、これまでにクラブで目にしたもので一番おかしかったのは何か尋ねたところ、その昔Los Angelesにあったバー、The Spotlightでの光景を思い出し笑いしながら語ってくれた。｢少し古くなった台の上で踊るゴーゴーダンサーを見ながら、今にあのダンサー、顔から地面に落ちるんじゃないか、って友達に言っていたら、なんとその1分後彼は本当に落ちたんだ。｣

日本に対する情熱を打ち明けてくれたScissor Sistersだけあって、記憶に残る夜を演出してくれるだろう。スペシャルなDJショーの雰囲気を守るべく、入場は先着400名様に限定。そこでこのチャンスを逃がさないよう、ぜひお早めに会場へ。Scissor Sistersの言葉通り、｢扉に鍵をして、最高のパーティーを楽しもう!｣

Jake ShearsとSammy JoがTokyo Indieに加わり、9月21日渋谷トランプ・ルームにて他では見ることのできないショーを開催。イベントの詳細、割引情報はこちらからどうぞ。

執筆：Mark Birtles

翻訳：Asuka O.

2012年9月14日